2021/06/15
はじめに
RAM が足りなくなってくると,OS が自動で swap メモリを確保して対応してくれる.
swap メモリとは
仮想メモリ(Virtual Memory)とも呼ばれるものである.
一言で表すと,コンピュータが必要とするメモリが RAM の容量を上回ってしまった時に,ディスク(ex. SSD, HDD)の領域をメモリに見立てて使用するもの.
前提知識
まずは,コンピュータリソースの使用率を見る事ができるSystem Monitor
についての紹介.
開くと,上のようなページが表示される.(画像は通常時)
CPU History
を見ると CPU の使用率が,Memory and Swap History
を見るとメモリ使用率が分かる.
また,Memory and Swap History
の下にMemory
,Swap
とあり,物理メモリおよび仮想メモリの使用量が分かる.
溢れてしまった
コンピュータの動きがカクついたら,まずは System Monitor を開いたほうがよい.
それにより,CPU やメモリがどのような状態か可視化できる.
溢れた状態のスクショは取ることが出来なかった.(そんな余裕なかった)
溢れた後
コンピュータが操作不能になってしまったので,少し暇つぶしをしてから再び様子を見たところ,物理メモリが溢れていなかったが,仮想メモリは確保されたままになっていた.
Swap メモリを開放する
release_swap_memory
$ sudo swapoff -a
解放出来たときの画像
徐々に Swap メモリが開放された.
おわりに
めちゃ焦りました